Python 3 エンジニア認定基礎試験合格に向けての対策・第8弾です。
本記事では認定試験教材であるオライリー・ジャパン出版のPythonチュートリアル(第3版)の「8章:エラーと例外」を見ていきます。
(※実績に基づいたものではなく、合格に向けた勉強記録となります。)
目次
本記事での勉強範囲
「8章:エラーと例外」
出題数:4問
出題比率:10.0%
勉強範囲概要
8.1 構文エラー
8.2 例外
8.3 例外の処理
8.4 例外の送出
8.5 ユーザー定義例外
8.6 クリーンアップ動作の定義
8.6.1 オブジェクトに定義してあるクリーンアップ動作
ポイント
・基本的なエラーには、構文エラー(syntax error)と例外(exception)の2つがある。
・構文エラーが発生した際は、パーサ(構文解釈器)によりエラー行のエラー検知箇所に小さな矢印が表示される。この時、エラーは矢印より前のトークンが原因となる。
・例外は、プログラムで選択して処理するように書くことができる。
・例外クラスを作成することで、プログラムに独自の例外を含めることができる。
・try文でfinally節を使用することにより、例外の有無に関わらず全ての状況で特定の処理を実行することができる。
まとめ
・約9ページの中から4問出題されるため試験対策としては非常に重要な章。章タイトル通り、エラーと例外に関する情報がまとめられています。
割合としては、例外の方が大部分を占めており、「例外の処理方法」から「送出」、「ユーザ自身が定義する例外」、「例外が発生した際のクリーンアップ動作」、「オブジェクトに定義されているクリーンアップ動作」などを頭に入れる必要があります。
ページ数の少なさと出題数の多さから、得点を稼ぐためには優先度高く勉強しておきたい章だといえるでしょう。